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こんにちは!
今、たくさんの人がVTuberとしてデビューし、夢を追いかけていますよね。
あなたも、素敵なイラストレーターさんやモデラーさんと一緒に、最高の「自分の分身」を生み出そうとしている真っ最中かもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
その大切なモデル制作、クリエイターさんとの間で「契約書」は交わしていますか?
「仲が良いから大丈夫」「口約束で十分でしょ?」…そう思っているとしたら、少しだけ危険なサインかもしれません。
実は、個人同士のお仕事だからこそ、ささいな認識の違いが大きなトラブルに発展してしまうことがあるんです。
今回は、そんな悲しいトラブルを未然に防ぎ、あなたが安心してVTuber活動に集中できるようになるための「お守り」、VTuberモデル制作委託契約書について、分かりやすくお話ししますね。
【実話ベース】契約書がなくて大失敗…ある事務所の悲劇
これは、ある小さなVTuber事務所で実際に起こったお話です。
事務所のAさんは、ずっと憧れていたイラストレーターのBさんに、新人VTuberのモデル制作を依頼しました。
メールやDMでやり取りし、素敵なモデルが無事に完成!
デビュー配信も大成功し、VTuberはまたたく間に人気者になりました。
そこでAさんは、ファンからの要望も多かったアクリルスタンドやキーホルダーなどのグッズを作って販売しようと考えました。
しかし、そのことをBさんに報告すると、予想外の言葉が返ってきたのです。
「え?グッズ販売ですか?聞いていません。商用利用、特にグッズ化するなら、制作費とは別にライセンス料をいただきます」
さらに、活動1周年を記念して、別のモデラーさんに新衣装を作ってもらおうとしたところ、Bさんから「僕が描いたキャラクターを、許可なく他の人に改変させるのはやめてください。著作権は僕にありますから」と連絡が…。
結局、事務所はグッズ販売を諦め、新衣装も作れず、VTuberの活動は大きく停滞してしまいました。
もし、最初に「著作権は譲渡してもらう」「グッズ販売などの商用利用もOK」「新衣装などの改変もOK」という内容を記した契約書を交わしていれば、こんなことにはならなかったはずです。
これは、誰にでも起こりうる、本当に怖いお話なんです。
この契約書が、あなたの活動の「自由」を守ります
今回ご紹介する「VTuberモデル制作委託契約書」の雛形は、先ほどのような悲劇を防ぐために作られました。
具体的に、どんな風にあなたの活動を守ってくれるのか、ポイントを見ていきましょう。
ポイント1:完成したモデルの「著作権」が、あなたのものになる
この契約書の一番大切なポイントは、制作費をすべて支払い終えたら、モデルの著作権があなた(依頼者)に移る、という点です。
著作権が自分のものになれば、そのモデルを使って配信することはもちろん、グッズを作ったり、イベントに出演したり、自由に活動の幅を広げることができます。
将来、あなたのVTuberが有名になったとき、「著作権がないから何もできない…」なんてことにならないための、最も重要な約束事です。
ポイント2:あなたのVTuberが、知らないうちに「AIの学習」に使われるのを防ぐ
最近、AIがイラストを生成する技術が話題ですよね。
もし、あなたが大切にしているVTuberのモデルが、知らないうちにAIの学習データとして使われてしまったら…どう思いますか?
この契約書には、「AIに学習させることを禁止します」という条項が含まれています。
これは、あなたのVTuberの個性と価値を守るための、現代ならではの重要なルールです。
ポイント3:新衣装や表情の追加が、自由にできるようになる
VTuber活動を続けていくと、新しい衣装が欲しくなったり、表情のパターンを増やしたくなったりしますよね。
でも、最初のモデルを作ってくれたクリエイターさんが忙しくて、追加の依頼を受けてくれない…なんてこともあります。
この契約書には、あなたが必要なときに、別のクリエイターさんに新衣装やパーツの追加を依頼できる、という「改変の自由」が保証されています。
これにより、活動のスピードを落とすことなく、VTuberを成長させ続けることができます。
ポイント4:Live2Dも3Dも、これ1枚でOK!
この契約書は、Live2Dモデルでも3Dモデルでも使えるように作られています。
契約書の中で「納品物」を指定する欄があるので、そこに「PSDデータ」や「moc3ファイル」、「VRMファイル」など、あなたが必要なファイル形式を具体的に書き込むだけで、どちらのモデル制作にも対応できます。
とっても便利ですよね。
契約書を使うときに、あなたにチェックしてほしい3つのこと
この契約書の雛形は、そのまま使えるように作られていますが、クリエイターさんと一緒に最終確認してほしい項目が3つあります。
ここをしっかり話し合っておくことで、お互いがもっと気持ちよくお仕事を進められますよ。
チェック1:納品物(第2条)
「モデルをください」だけだと、どんなデータがもらえるのか分かりませんよね。
Live2Dなら、イラストのパーツが分かれた「PSDデータ」や、動かすための「moc3ファイル」などが必要です。
3Dなら「VRMファイル」など、具体的にどのファイル形式が必要なのかを、しっかり話し合って書き込んでおきましょう。
チェック2:検収期間(第5条)
これは、完成したモデルをチェックして、「ここを直してください」とお願いできる期間のことです。
一般的には7日間から14日間くらいで設定することが多いです。
この期間を決めておかないと、いつまでも修正をお願いできてしまったり、逆に「もう修正は受け付けません」と言われてしまったりする可能性があるので、お互いのために必ず設定しましょう。
チェック3:契約不適合責任(第11条)
ちょっと難しい言葉ですが、要は「納品された後に見つかったバグや不具合を、いつまで無料で直してもらえますか?」という期間のことです。
例えば、実際に動かしてみたら「髪が変な動きをする」「表情がうまく切り替わらない」といった問題が見つかることもあります。
「納品後3ヶ月間は対応します」のように期間を決めておくことで、納品後も安心して活動を始められます。
まとめ:契約書は「ケンカするため」ではなく「仲良くするため」の道具
契約書と聞くと、なんだか堅苦しくて、相手を信用していないみたいで嫌だな…と感じる人もいるかもしれません。
でも、それは大きな誤解です。
契約書は、お互いの「こうだと思っていた」という勘違いをなくし、同じ目標に向かって安心して進むための「共通の地図」のようなものなんです。
大切なVTuberモデルを制作してくれるクリエイターさんへの敬意と感謝を忘れず、同時に、あなたの未来の活動を守るために、この契約書を活用してください。
トラブル回避という面倒なことは専門家が作った雛形に任せて、あなたはコンテンツ作りに集中しましょう。
VTuberモデル制作の契約について自分でゼロから調べて契約書を作ると、少なくとも3日はかかります。
弁護士などの専門家に依頼すれば、安くても5万円はかかるでしょう。
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